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探偵の仕事内容とは?年収や探偵になる方法からメリット・デメリットまで

探偵の仕事内容とは?年収や探偵になる方法からメリット・デメリットまで

今回は探偵の仕事内容や給料(年収)、を紹介していきます。

また、合わせて探偵の仕事をするメリット・デメリットなども紹介していきますので、探偵の仕事内容が気になっている方はぜひ参考にして下さい。

探偵の仕事内容とは

探偵の仕事内容とは

探偵の仕事内容は、イメージにもある通り様々な調査です。

そこで以下に探偵の代表的な仕事(調査)を紹介していきます。

浮気調査

探偵の仕事の中でも最も一般的かつ、依頼の件数も多いのが浮気調査です。

依頼者の情報を元に、浮気をしていると思われるターゲットを尾行し、ラブホに入る瞬間などの証拠を抑えます。

素行調査

素行調査では、ターゲットの日々の行動や人付き合い、職場といった様々な素行調査します。

依頼者は結婚相手の素行を調べてほしい親や会社の上司など多岐にわたり、探偵の仕事の中でも比較的依頼件数が多いです。

人・ペット探し(所在調査)

行方不明になった人やペットを探すのも、探偵の仕事の一つです。

事件性がある場合を除き、警察は行方不明者に対しちゃんとした調査をしてくれません。

そのため、家出した相手やペットなどの捜索依頼は探偵の立派な仕事の一つです。

ちなみにペット探し専門の探偵も存在しており、有名所の事務所は過去に数多くの行方不明になったペットを探し出したキャリアと、独自のノウハウを持っています。

そのため、発見率は80~90%と非常に高くなっています。

依頼をする場合は実績の豊富な事務所を選んだ方が良いでしょう。

盗聴器の発見

引越し業者がやるイメージの強い盗聴器調査も探偵の仕事の一つです。

新しい物件に盗聴器がないか調べたり、ストーカーに盗聴器を設置された疑いがある場合に、専門の機器を用いて盗聴器を探します。

こちらも盗聴器発見を専門にしている探偵が何社かあるので、依頼をするなら専門的な探偵の方が良いでしょう。

いじめ調査

子どもや友人のいじめ調査も探偵の仕事の一つです。

依頼をするのは子どもがいじめられている疑いのある親、あるいはいじめられている子ども本人であるケースが多いです。

こちらもいじめ調査を専門としている探偵がいる他、子どもの命を救うため無料で調査をする探偵事務所もあります。

参考:NPO法人 いじめSOS

ストーカー調査

ストーカーをされている依頼者のため、ストーカーの個人情報を集める調査です。

自分をストーカーしている人間の名前や住所、職場が判明すれば法律に基づいて然るべき対応ができます。

勤務先調査

ターゲットがどこに勤務していて給料はどれくらいなのか、勤務先での評判や部署はどこなのかを調べる調査です。

ターゲットが借金をしており給料を差し押さえたい、浮気相手の勤務先を把握して慰謝料請求に繋げたい人が依頼することが多いです。

企業調査

新たに取引する企業の財政状況は正常なのか、ちゃんと信用できるのか調査する仕事です。個人でなく企業が探偵に依頼するケースが大半を占めています。

企業の信用調査は浮気調査やペット探しとは違ったノウハウが必要になる他、時には財務や経営といったビジネスの専門知識が必要になります。

そのため、実績のある探偵を雇うのがキモだと言えるでしょう。

その他の様々な調査

その他にも、自殺で処理された知人の死の真相調査や、心霊現象の調査など「調査」と名のつくものであれば様々なことを調べます。

例えば心霊現象の調査では、「家にいると物の位置が勝手に変わる」という依頼が来たので監視カメラや張り込みの調査をした所、合鍵を持っているストーカーによる犯罪だった事が明らかになったケースがあります。

このケースでは鍵を落とした際に、警察を通して届けられるまでの間に合鍵を作られてしまったようです。

探偵の仕事の年収(給料)はどれくらい?

探偵の給料や年収はどれくらい?

Indeedのデータによれば、探偵の年収は全国平均で約420万、給料は約34万円です。

もっとも年収が高いのは東京都で、平均で約500万となっています。

逆に地方だと年収は下がり、390万ほどで働いている探偵が多いです。

なお、これは正社員の探偵のみを対象としたデータで、非正規の探偵の場合は事務所によりますが時給1050円ほどで働いています。

探偵の仕事をするメリットは?


探偵の仕事には、他の職業とは異なる独特のメリットがいくつか存在します。探偵という職業は多岐にわたるスキルや知識を必要としますが、それに伴い得られるやりがいや専門性も大きいです。以下に、探偵の仕事をする際の主なメリットをまとめます。

社会貢献ができる

探偵の仕事は、個人や企業の問題解決に直接貢献することができる職業です。特に、浮気調査や失踪者の捜索など、依頼者の生活に大きな影響を与えるケースに関わるため、依頼者が抱えている問題を解決し、安心感を提供することができる点は大きなメリットです。探偵として働くことで、人の困難をサポートし、社会に役立つ仕事ができるというやりがいがあります。

専門的なスキルの習得

探偵の仕事は、通常の業務では得られない専門的なスキルを習得する機会が多いです。以下のようなスキルを身につけることができます。

調査技術 尾行や潜入、監視カメラの設置、データ収集といった高度な調査技術が必要です。
法律知識 探偵業法やプライバシー保護法など、法的な枠組みを理解し、その範囲内で業務を遂行するための知識が求められます。
コミュニケーション能力 依頼者との打ち合わせや、調査対象者との間接的なやり取りの中で、状況に応じた柔軟なコミュニケーション能力が養われます。

こうした専門知識は他の職業ではあまり身につかないため、探偵としてのキャリアは非常にユニークであり、独自の専門性を高めることができます。

日々の業務が多様である

探偵の仕事は毎日が同じ内容ではなく、調査内容や依頼者の要望に応じて異なる業務を行います。浮気調査、企業の信用調査、失踪者の捜索、盗聴器の発見など、さまざまな案件に取り組むため、仕事が単調になりにくいのが特徴です。日々の仕事が多様であるため、探偵としての仕事に対して飽きることが少なく、常に新しい課題に挑戦することができるというメリットがあります。

自由度の高い働き方が可能

探偵の仕事は、調査の性質上、時間や場所に制約が少ない場合があります。多くの探偵はフリーランスや個人事務所として活動しており、依頼者との契約によって仕事のスケジュールを自由に調整できることがあります。自分で案件を選んだり、時間管理を行ったりすることで、比較的自由度の高い働き方を実現できる点も探偵業の魅力です。

人間関係やネットワークが広がる

探偵業を通じて、多くの人々と関わることができるため、人間関係やネットワークを広げるチャンスが増えます。依頼者との信頼関係を築くことはもちろん、法律専門家や警察関係者、企業の関係者など、さまざまな分野の人々と接点を持つ機会があります。こうしたネットワークは、将来的に別の仕事やビジネスチャンスにつながることもあります。

問題解決の達成感

探偵の仕事には、困難な問題を解決した際の大きな達成感があります。特に、浮気調査や行方不明者の捜索などで依頼者の期待に応えることができた場合、直接感謝の言葉を受け取ることができるため、探偵として働く上でのやりがいを強く感じることができます。人の悩みや不安を解消し、問題を解決するプロセスを通じて達成感を得られるのは、探偵業の大きなメリットです。成功した調査結果が依頼者の人生に大きな影響を与える場面もあり、仕事に対する責任感とともに充実感を得ることができます。

独自のキャリアパスを築ける

探偵業界は専門性が高く、他の職業とは異なるキャリアパスを築くことができます。長年にわたる経験を積むことで、個人事務所を設立したり、特定の分野に特化した探偵として活躍することも可能です。例えば、企業調査に特化した探偵や、離婚や不倫に関する問題に強い探偵としてのキャリアを築くことができます。

探偵業は、高度なスキルや専門知識を要し、責任が伴う仕事ですが、それに見合ったやりがいやメリットが多い職業です。人々の悩みを解決する社会的な意義もあり、多様な業務に携わることで自身の成長やキャリアの発展も期待できるでしょう。

探偵の仕事をするデメリットは?

探偵の仕事にはやりがいや社会的貢献といったメリットが多い一方で、デメリットや難しさも存在します。以下に、探偵として働く際に考慮すべき主なデメリットを挙げます。

ストレスが多い

探偵の仕事は、長時間にわたる尾行や監視、プレッシャーのかかる調査内容など、精神的な負担が大きいです。特に、浮気や不倫調査、失踪者の捜索など、感情的な要素が絡む案件では、依頼者からの期待やプレッシャーが強くなり、ストレスが蓄積しやすいです。また、調査対象者に見つからないようにする必要があり、常に緊張を強いられることも少なくありません。

不規則な労働時間

探偵の仕事は、調査対象者の行動に合わせて行動するため、労働時間が不規則になることが多いです。夜間や早朝の監視、休日の調査などが頻繁に発生し、プライベートな時間が制約されることがあります。これにより、家庭生活や個人のスケジュールをうまく調整するのが難しく、ワークライフバランスが崩れやすい点がデメリットです。

法的リスクやトラブルの可能性

探偵業務は「探偵業法」に従って合法的に行う必要があり、違法な手段での調査は厳しく禁止されています。しかし、法的な制約の中で調査を進めるためには、慎重さが求められます。例えば、対象者のプライバシーを侵害しないようにする必要があり、誤った行動や手順が法的トラブルに発展するリスクがあります。また、依頼者の要望が過剰な場合、法律との折り合いをつける難しさも出てきます。

成果が保証されない

探偵業は、必ずしも依頼者が期待する成果を保証できる職業ではありません。調査が不成功に終わる場合もあり、その結果、依頼者との信頼関係に影響が出る可能性があります。特に、浮気調査や失踪者捜索などでは、証拠が見つからないことや、調査の進行が長引くことで依頼者が不満を抱くこともあります。成功報酬型の契約が多い場合は、結果が得られなければ報酬が減るため、経済的なリスクも伴います。

体力的な負担

長時間にわたる尾行や、時には物理的に動き回る必要があるため、探偵の仕事は体力的な負担が大きいことがあります。特に、夜間や悪天候の中での調査は過酷で、長時間立ちっぱなしや車内で待機することも多く、体調管理が難しいことがあります。体力が求められる仕事であるため、体調不良や疲労が調査に影響する可能性も考慮しなければなりません。

プライバシー侵害のリスクと責任

探偵業務では、他人のプライバシーに関わる情報を扱うため、常に法律や倫理に対しての責任が問われます。調査対象者のプライバシーを守ることが重要であり、これを誤ると依頼者や対象者とのトラブルに発展することがあります。また、情報の管理に関しても厳密なセキュリティ対策が必要で、情報漏洩が発生すると大きな責任を負う可能性があります。

精神的な疲弊

探偵業は、対象者の生活の隅々まで観察することもあるため、他人のプライベートな部分に関わることが精神的に消耗する場合があります。浮気や不倫調査では、人間関係の裏側に触れる機会が多く、その中で感情的な問題を抱える依頼者に対応するため、探偵自身も精神的に疲れやすくなります。また、成功した場合でも依頼者の家庭問題が解決しないこともあり、そのようなケースに関わることが精神的な負担になることがあります。

経済的なリスク

探偵業は成功報酬型の契約が多く、調査の結果によって報酬が得られるかが左右されることがあります。そのため、案件が長期化したり、調査が失敗した場合、十分な報酬が得られないリスクがあります。また、独立して探偵業を営む場合は、経営面でのリスクも抱えることになります。新しい案件を獲得するための営業や宣伝活動、機材の導入などの初期費用がかさむことも考えられます。

探偵になるにはどうすればいい?

普通に求人へ応募する

探偵になる方法

探偵になる最も一般的な方法は、転職サイトや求人サイトに出ている探偵募集の求人に応募する方法です。

探偵というと特殊な仕事なので、探偵になるには特別な方法があると思われがちですが、普通の就転職と同様にネットから応募するだけで大丈夫です、

流れも一般的な就職と同じで、履歴書を送った後に面接を行い、問題がなければ採用される流れになります。

探偵に有利な資格を取得する

探偵は無資格・未経験でもなれますが、いくつか所有していると有利な資格があります。

資格があれば就職が成功しやすい他、給料などの待遇も好条件になりやすいので、資格を取得してから探偵になるのも一つの手です。

公安に届出をして自分で開業する

実は探偵は公安に「探偵業届出」を提出することで誰でもなれます。

300万円~500万円ほどの開業資金は必要になりますが、資金さえ用意できれば明日からでも探偵になることが可能です。

探偵の仕事内容まとめ

今回は探偵の仕事内容について紹介しました。

探偵の仕事は基本的に調査です。それに伴う尾行や張り込みも、本来ならストーカー規制法に該当しますが探偵は法律で許可されています。

逆に借金の取り立てやいじめへの報復など、調査以上の仕事は探偵の業務範囲外となります。

探偵になりたい場合、相応の苦労がありますがやりがいのある仕事なのは間違いないので、求人サイトから応募してみましょう。

探偵であれば警察に頼んでも受けてもらえない調査を依頼できることも多いので、悩んでいる方がいれば無料相談をしてみると良いでしょう。

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