離婚のきっかけとなる言葉(一言)や理由10選!男女別に紹介!
愛し合って結婚したものの、離婚という結末に至る夫婦は1年で21万組以上もいます。しかし、そのきっかけは意外と些細なことが多いです。
そこで今回は離婚のきっかけとなる理由や言葉を、男女別にランキング形式で紹介しますので参考にして下さい。
女性が離婚を決意したきっかけの言葉(一言)や理由ランキング5
まずは女性が離婚を決意したきっかけベスト5をご紹介します。
5位:不妊治療に関すること
現在、日本で不妊治療を受けている患者さんの数は約467,000人もいます。(平成14年 厚生労働省の調査より)
子どもを望む夫婦にとって不妊治療はとても重要なテーマですが、費用や時間がかかる上に夫婦で協力しなければいけないということもあり、時として夫婦けんかの原因になることも。
そして、この不妊治療をめぐって妻が離婚を決意するケースが増えています。
実際に不妊治療に関して夫から言われた言葉と、そのときの状況をご紹介します。
「排卵日だからってHするのはイヤだな」
子どもが欲しくて不妊治療を受けていました。
私としては、少しでも確率が高まる日に……と思って自分から誘ってみたところ、「排卵日だからってHするのはイヤだな」と言われてしまいショックを受けました。
(不妊治療を受けている由紀子さん)
「排卵日ならHしてもいいよ」
夫は普段は忙しく性交渉も思うようにできません。ある日、夫が早く帰ってきたので、日ごろのさびしさもあり自分から求めたところ、「排卵日ならHしてもいいよ」と言われました。
まるで自分が子どもを産む機械のように思われていると感じて悲しかったです。頑張っても子どもができないということもあり、離婚を決めました。
(不妊治療を受けている聡美さん)
4位:モラハラ
最近増えているのが夫婦間のモラハラです。
「デブ」「ブス」といった容姿をバカにする言葉や「料理が下手」などの言葉の暴力が原因で離婚を決意したという声が多くありました。
「お前はデブだから」
夫から「お前はデブだから」「ホント、ブスだよね」と言われ、悔しくてダイエットしてもまだ言い続けられたため、離婚を決意しました。
(30代の主婦 あゆみさん)
「どうせこの程度の料理しかできないよね」
料理はあまり上手じゃないけれど、自分なりに頑張って作ってきました。でも、夫から「どうせこの程度の料理しかできないよね」と言われて、力が抜けてしまいました。
離婚の原因は他にもいろいろありますが、何かとバカにされたことが大きな原因だと思います。
(結婚して3年目の主婦 恵理子さん)
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3位:夫の不倫
女性が離婚を決意する大きな原因のひとつに「夫の不倫」があります。
そんな中でも不倫がバレたときの夫の態度が許せない……という意見が多くありました。その中からひとつ事例をご紹介します。
不倫相手をかばった夫
夫は私と結婚する前から会社の若いOLと浮気をしていたようです。
結婚しても関係は切れなかったため2人を家に呼び出して「慰謝料は請求しないから今すぐ別れて。会社も辞めて」と彼女に言ったところ、夫が「それだけはやめてあげて」と私に土下座したのです。
私に謝るのではなく、まず彼女をかばおうとした態度が許せず、2人とも反省する様子もなかったため、「これはダメだ」と早々に離婚を決意しました。
(結婚1年で離婚を決意したみどりさん)
2位:主婦をバカにする
夫婦共働きの家庭が増えたとは言っても、育児期間中は妻が仕事を休んで子育てに専念するケースがあります。
そんなときに夫から「遊んでばかり」とバカにされると、妻は切れてしまうのです。
「稼いでいるのは俺だよ」
夫は何かと自分が稼いでいることを主張し、主婦をバカにします。
私が子育てで疲れたと言っても「家で子どもと遊んでいるだけなのに、何を言ってるんだよ」「こっちは働いているんだ」「帰りが遅いのは仕事のつきあい。家にずっといる人にはわからないだろう」と言われました。
あげくの果てに「稼いでいるのは俺だよ」と言われたときには、私はまったく価値のない人間のように扱われたのがショックで離婚を決意しました。
(子育て中で専業主婦のめぐみさん)
1位:子育てに非協力的
子育てに協力しない夫の姿に離婚を考える女性もたくさんいます。
「子どもはうるさいだけ。かわいくない」
普段は夫の帰りが遅くワンオペ育児をしています。休日くらい子どもと遊んでほしいと思っているのに、夫は友達と約束して出かけてばかりでした。
それを問い詰めると「子どもはうるさいだけで、かわいくないんだよ」と言われてしまいました。
あまりにも愛情が感じられない態度と私の育児疲れもあって、離婚して実家に帰りました。
(4歳と2歳の子どもがいる真紀さん)
「つわりは病気じゃないだろ?」
交際中、彼は「早く子どもがほしいね」と言っていたのに、本当は子どもは好きではなかったようです。
私が妊娠してつわりで苦しい思いをしているときに、「つわりは病気じゃないだろ?職場のSさんは妊娠中だけど元気に働いているよ」と言って家事の協力も全然してくれませんでした。
出産後も育児の協力がなく遊びに行ってばかりだったので、離婚しました。
(出産後に離婚を決意したリリカさん)
女性は不妊治療、子育てや主婦としての評価などが離婚の引き金に
女性は不妊治療をめぐって夫婦間の亀裂ができたこと、夫が子育てに協力しないなど、子どもをめぐることがきっかけで離婚を考えるケースが多いようです。
また、「主婦は遊んでばかりでいいよな」など、主婦としての大変さを認められないことが離婚を決意させるということもあります。
そして、夫の不倫が離婚の引き金になるということは、いつの時代も変わらないという現実が見えてきました。
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男性が離婚を決意したきっかけの言葉(一言)や理由ランキング5
一方、男性にも離婚を決意するきっかけがあります。ベスト5をご紹介します。
5位:性の不一致
性の不一致は周囲に相談できないだけに悩みは深刻です。夫婦間で歩み寄れない場合は離婚になるケースがあります。
「Hのことしか考えてないの?」
新婚当時は性交渉があったものの子どもが2人生まれてからは、妻に拒否されることが増えてきました。
ある日も求めたところ、「Hのことしか考えてないの?」とそっぽを向かれ、それ以降は夫婦の会話もありません。
もちろん私もHのことしか考えていないわけではありませんが、一緒に暮らす意味が感じられなくなり離婚しました。
(自営業 篤人さん)
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4位:収入が少ないとバカにされた
夫は一生懸命働いているのですが、妻に収入のことを言われると立場がありません。
「本当に甲斐性がないんだから」
仕事を辞めたいと思うことがあっても、家族のためにと我慢して働いています。しかし、妻から「こんな収入ではやっていけない」「本当に甲斐性がないんだから」と言われると立場がありません。
しかも、妻は節約をするわけでもなく、自分は高い化粧品を買っているようです。
何のために働いているのかと思い、離婚を決意しました。
(地方都市で働く雅之さん)
「こんな家じゃ恥ずかしくて友達を呼べない」
都内の郊外にある中古マンションに住んでいます。築年数が古いので、決して見栄えがいいわけではありません。
妻は都心のオシャレなマンション暮らしにあこがれているようで、「こんな古いマンションじゃ恥ずかしくて友達が呼べない」と言われました。
毎日満員電車に揺られて通勤しクタクタなのに家に帰ると不満ばかりで、ケンカが絶えなくなり別れました。
(都内に住む亮一さん)
3位:浮気を疑われる
浮気はしていないのに、妻に疑いの目で見られて夫婦関係に亀裂ができ、その結果離婚に至るというケースがあります。
「浮気してないでしょうね」
以前は比較的早く帰宅できていたのですが、業務が変わり帰宅時間が遅い日が続きました。そのころから妻が私の浮気を疑い始めたのです。
家に帰ると「浮気してないでしょうね」と言って服装や匂いをチェックされ、持ち物やカバンの中まで細かく見られます。さらに毎回スマホのチェックまでされるので参ってしまいました。
そんなに信用できないのかと思い、夫婦関係が壊れていき離婚しました。
(会社員 順次さん)
2位:他の男性と比較される
交際期間はラブラブだったのに、結婚すると妻が夫と他の男性を比較することがあります。それが原因で離婚したというケースもありました。
「こんなはずじゃなかったのに。選ぶ男を間違えた!」
妻とは学生時代から付き合っていて、20代前半で結婚。友達よりも早く結婚したことが妻は自慢だったようで、結婚が遅い友達を見下すような態度も見られました。
ところが次第に友達が結婚すると、その相手と私を比較するようになったのです。
「Sちゃんのご主人は〇〇会社(有名企業)にお勤めで、海外出張もあるんだって。Sちゃんもいつかは海外赴任についていくからって英会話を習い始めたそうよ」
「Aちゃんのご主人はあなたと同じ年なのに、もう課長に昇進したそうよ。もうすぐ都内の高層マンションに引っ越すんだって」
そして、「あ~あ、こんなはずじゃなかったのに。選ぶ男を間違えた!」と言われた瞬間、私の中で何かが切れてしまい、即離婚しました。
(会社員 悠馬さん)
1位:妻の愛情が感じられなくなった
夫としての存在を感謝されない、自分の不在を喜ばれるなど愛情を感じられなくなって離婚を決意するケースもあります。
「今日、帰ってこないの?やった~!」
仕事で帰りが遅くなるときや急な出張で帰れないと伝えると妻が「やった~」と喜びます。
そんな日は、どうも子ども(幼稚園児)と夕食を食べに行っているようです。
主婦なので夕食を作らなくていいというのは助かるのかも知れませんが、自分が邪魔者のように扱われるはイヤでした。
(営業職 直樹さん)
男性は愛情を求め、プライドが傷つくと離婚を考える傾向が
男性が離婚を考えるきっかけには「甲斐性がないと言われた」「収入が少ないとバカにされた」など自分のプライドを傷つけられたことが多いようです。
また、さびしがりなので自分が家族の一員として大切にされていない、性交渉を拒否されたなどがあると愛情が感じられず、離婚を決意する傾向にあります。
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離婚を考えるきっかけまとめ
夫婦の形や価値観はそれぞれですが、子育てや不妊治療をめぐって夫婦間に亀裂が入り、離婚を考えるケースが多いようです。
また、相手のプライドを傷つける行為も離婚を決意するきっかけになります。それが発展してモラハラやDVになることもあり、言われた相手はうつ病を発症することもあります。
自分では何気なく発している言葉でも、相手は深く傷つくことがあるものです。お互いに愛情を持って接したいものですね。
もしこの記事をご覧の方で離婚を検討している方や、悩んでいる方は以下のリンクから弁護士に相談してみることをオススメします。
離婚をするにしてもしないにしても、まずは相談することが重要です。最近は無料相談を行っているところも多いので、まずは最寄りの弁護士事務所を検索してみてはいかがでしょうか。
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