社内不倫で起きる4つのリスク|発覚した場合に今すぐ取るべき対処法
職場の同僚は家族よりも長い時間を一緒に過ごすため、人間関係の距離が近くなりがちです。
特に男女の場合は社内不倫に発展することもあります。
そこで当記事では社内不倫のリスクと、万が一やってしまった時に今すぐ取るべき対処法を紹介しています。
社内不倫のリスク
社内不倫には、次のようにさまざまなリスクがあります。
- 人事評価が下がるリスク
- 職を失うリスク
- 慰謝料を請求されるリスク
- 離婚するリスク
では、ひとつずつ見ていきましょう。
人事評価が下がるリスク
社内不倫は相手も同じ会社の人ということで周囲のうわさになり、社内での自分の信用が下がってしまいます。
さらには人事評価が下がったり、プロジェクトから外されたりすることもあります。
職を失うリスク
社内不倫が発覚すると同僚の間でコソコソと陰口を言われたり、仲間が離れていったりします。さらには左遷を命じられることもあり、会社に居づらくなって退職せざるを得なくなることがあります。
もちろん会社は社内不倫を理由に解雇することはありませんが、それとなく退職勧告のようなことを言われることがあります。
慰謝料を請求されるリスク
不倫相手が既婚者であれば、そのパートナーから慰謝料を請求されることがあります。
また、相手女性が妊娠すれば女性から中絶費用や慰謝料を請求されることもあります。
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中絶費用は10万円前後ですが、慰謝料は50万円~300万円と高額なため経済的な負担が大きくなってしまいます。
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離婚するリスク
社内不倫が配偶者にバレると離婚を請求されることがあります。配偶者から慰謝料を請求されるほか、子どもの養育費の支払い、財産分与などもあり、経済的なダメージは避けられません。
もちろん大切な家族を失ってしまいます。不倫(不貞行為)は法定離婚事由に該当するため、離婚裁判になると勝ち目はありません。
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社内不倫が発覚したときの対処法
では、社内不倫が発覚したときはどうすればいいのでしょうか。取るべき対処法として次の点があげられます。
- 証拠を消去する
- 不倫相手とは会わない
- 上司に相談する
- 会社の指示に従う
- 同僚に言い訳や細かい事情を説明しない
- 配偶者に事情を説明する
- 弁護士に相談する
証拠を消去する
社内不倫のことを誰かが察知した、同僚の一部にバレたというときは、うわさが広がる前に証拠を消去することが大切です。
また、配偶者が興信所や探偵を使って不倫の証拠を押さえることがあります。その前に証拠や不倫を探るヒントになるものはすべて消去してしまいましょう。
証拠になるものとしては、次のものがあります。
- 不倫を匂わせる内容のSNSの投稿
- SNSのアカウント
- メール(社内PCのメールを含む)やLINEのやりとり
- 電話の発着信履歴
- 保存している写真の画像データ
- カーナビの履歴
- 相手からのプレゼント品
- デートで行った店のレシート
- ラブホテルの会員カード
これらのものがあればすぐに消去や処分することが大切です。
不倫相手とは会わない
不倫がバレたときは今後のことを不倫相手と相談したくなりますが、周囲の人が好奇の目を向けています。会うのは控えましょう。電話やメール、LINEのやりとりも控えるのが賢明です。
特に配偶者が不審に思い始めると探偵に調査を依頼することがあります。電話の盗聴やあなたの行動を尾行して探ることがあるので要注意です。
上司に相談する
上司に今後のことを相談しましょう。不倫のことを社内の人に相談するのは恥ずかしいことですが、騒ぎが大きくなる前に今後のことを相談しなければなりません。
不倫が始まった時期やいきさつ、現在の状況などをごまかさずに打ち明けてください。この時点でウソやごまかしがあると、この先社内で調査が始まったときにさらに事態が悪くなります。
上司の立場も悪くなるので、ウソやごまかしは厳禁です。不倫相手の上司と面談があれば逃げずに応じることも大切です。
ただし、上司が信頼できない人や自分の保身だけを考えるような人なら別の信頼できる人を選ぶといいでしょう。
会社の指示に従う
会社から異動やプロジェクトから外れるなどの指示があれば抵抗せずに従いましょう。社内不倫が事実であれば言い逃れはできません。つらいことですが、会社の指示には逆らわずに応じてください。
同僚に言い訳や細かい事情を説明しない
同僚が心配するフリをしていろいろと聞いてきます。優しい言葉につい事情を話したり、言い訳したりするのは逆効果です。
話に尾ひれがついてうわさが広がるだけなので細かい事情説明や言い訳はしないようにしましょう。
どれだけ親しい同僚でも、「何も言えない」という姿勢を貫くことが大切です。
配偶者に事情を説明する
社内不倫が会社にバレると異動を命じられたり、場合によっては減給になったりします。その結果、配偶者にもバレてしまいます。
早めに配偶者にも事情を説明し、謝ることが重要です。夫婦間には大きな亀裂が生じますが、仕方ありません。その上で今後のことを夫婦で話し合いましょう。
弁護士に相談する
社内不倫がバレると不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されたり、自分の配偶者から離婚を申し出られたりすることがあります。
そのことは避けられなくても、支払い額を少しでも抑えるために、そして離婚では少しでも有利な条件で交渉できるように弁護士に相談しましょう。
たとえ自分の立場が悪くても、弁護士と相談することでさまざまな解決策が見つかるものです。例えば社内不倫が始まる前に夫婦関係が破たんしていることが証明できれば、配偶者への慰謝料の支払いを減額できる可能性があります。
その際にどんな証拠があればいいのか、自分のケースでの最善策は何なのかを聞くことができます。まずは無料相談を受けてみましょう。
社内不倫はハイリスクなので深入りは厳禁
社内不倫は発覚する可能性が高く、バレると異動や出世に響くといったリスクがあります。
場合によっては会社に居づらくなり退職せざるを得なくなることも起こりえます。当然配偶者にもバレるので離婚と慰謝料請求されるでしょう。
社内不倫はリスクが大きいからこそ深入りせずに早めに別れるのが賢明ですが、どうしても別れられないならそれなりの覚悟が必要です。
特に遊びでの不倫は大きな不幸を招くので注意しましょう。
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社内不倫のリスクまとめ
男女が同じ職場で働く環境ならどこでも社内不倫は起こり得ます。社内不倫がバレると左遷させられたり、会社に居づらくなったりして人生の坂道を転げ落ちてしまいます。
さらに配偶者からは離婚を迫られたり、慰謝料を請求されたりするでしょう。
不倫関係に陥らないことが大切ですが、深い関係になってしまった場合は早めに別れること。そして慰謝料請求などお金が絡む場合は弁護士に相談し、最善策を考えましょう。
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