離婚問題に強い、良い弁護士を探そう!
同じ弁護士でも、刑事事件や交通事故を専門に扱う弁護士、企業訴訟の専門家、海外問題を専門にする弁護士など多種多様です。離婚の相談をするのなら、必ず「離婚問題に強い弁護士」に依頼を行ってください。
また「離婚問題から交通事故、医療訴訟、過払い金返還請求など」沢山の看板を上げている法律事務所でも、必ず一つは「得意な分野」を持っています。弁護士選びで迷われた方は、本記事で取り上げる方法で「ご自身に合う弁護士」を探してみてください。
離婚問題に強い弁護士を探す方法
優秀な弁護士を探すには、親族や知人の紹介(離婚を経験者であればなおよし)、インターネットを利用するなど、いくつかの方法があります。
離婚問題に強い弁護士を探す方法
中でも、最も信頼できるのは、離婚問題を扱った専門サイトや、ポータルサイト、弁護士が登録するサイトの情報です。こうした専門サイトがあれば、ぜひ一度「利用者の口コミ」をチェックしてみてください。
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せっかく弁護士を依頼しても、費用と内容が伴わない場合や、サポート面で満足できないことがあります…。このような失敗に遭わないためにも、利用者の声を参考に「良い弁護士事務所」を探すのが一番「失敗の少ない」方法と言えます。
弁護士にも相性がある
ただし、ある人にとっては「良い弁護士」でも、他に人にとっては「合わない…」と感じることがあります。人と人の付き合いには、相性があるからです。
こうした事態を避けるためには、いくつかの弁護士事務所で「無料相談サービス」を受けることです。
無料のサービスを利用すれば(弁護士と)話をしているうちに、雰囲気や相性が合うかどうか調べることができます。費用も掛からないので、気になる事務所があれば、くまなくチェックしてみると良いでしょう。
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「離婚問題に強い」弁護士の特徴4つ!
次に、離婚問題に強い弁護士の特徴を4つ紹介します。
離婚問題に強い弁護士の特徴!
- 離婚訴訟や男女問題(財産分与、子どもの親権、慰謝料)を専門に扱っている
- 弁護士の実績として、離婚訴訟の件数が大きく取り上げられている
- プライバシー保護に努め、誠実に対応してくれるのが「話し方や態度」で分かる
- 料金体系が分かりやすい、費用が一目で分かる
内容を上から順に、解説していきましょう。
離婚問題全般に精通している
離婚問題に強い弁護士は、離婚訴訟だけでなく、男女間の問題(DV問題、慰謝料請求)など、離婚にまつわる様々な問題に精通しています。弁護士をチェックする際には、どのようなジャンルを得意としているのか確認することから始めましょう。
離婚訴訟の実績が多ければ、安心
離婚訴訟や男女問題で「どのような実績があるのか」分かりやすく表記(説明)している弁護士は、離婚問題に詳しいプロフェッショナルと言えます。弁護士のホームページを見て、どのような実績を積んだのか確認してみてください。
良い弁護士は、態度で分かる!
良い弁護士は、いつでも気持ちの良いサポートを行うものです。実際に話をしてみて、親身に悩みの相談に乗ってくれるのか様子を伺ってみましょう。弁護士の良し悪しは、それぞれの態度や口調で、ある程度確認出来ます。
必要な費用や料金体系が分かりやすい
どんなに良いサポート内容でも、費用が不明確では不安が残ります。良い弁護士は必ず、料金体系を分かりやすく説明してくれるほか(クライアントに)費用が掛かりすぎないよう「スムーズに解決できる」道筋を考えてくれます。
弁護士に何を求めるか、明確にしておく
弁護士の中には「スピーディーに案件をこなすのが良い」とする考えや「丁寧に依頼者と向き合い問題を解決するのが良い」など、様々な考え方があります。このため、私たちが何を求めるかによって「良い弁護士像」は異なるのです。
弁護士選びで失敗しないために、まずは「弁護士に求める」ポイントを明確にしておきましょう。良しとするのは費用なのか、サポートの内容なのか、これまでの実績なのか…。
ただ、どんなに価格がリーズナブルでも「安かろう悪かろうでは」良くありません。特に、法律上の手続きは慎重かつ、丁寧に進める必要があります。
弁護士選びで確認したい点
・ 時間と費用 |
・ これまでの実績 |
・ 周囲の評判(口コミなど) |
法律事務所をお探しの際には、上記のポイントを参考に「自分に合う弁護士」を選択してください。
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こんな弁護士には、注意しよう…!
ホームページの雰囲気など「一見良さそう」に見える法律事務所でも、クライアントとトラブルを起こす弁護士がいたり、抱えている案件が多く「サポートが行き届かない」事務所もあります…。また、こちらの説明が終わっていない状態でも、安易に「勝てる」と、良い話だけ持ちかけてくる弁護士がいるので注意が必要です。
根拠無く「裁判に勝てる」と伝える弁護士は、良い弁護士ではありません。厳しい見通しも含めて、真実をハッキリ伝えてくれるのが良い弁護士です。また、時間にルーズな弁護士は、他の約束も破る可能性があるので警戒しましょう。
誠実な弁護士であれば時間を守り、対応が丁寧なので(接してすぐ)見分けが付きます。最近は「弁護にまつわるトラブル」が多発しています。みなさんは、良い弁護士を見抜き、依頼で失敗しないよう注意してください。
弁護士の費用、相場を聞いてみる
弁護士に依頼する場合は「これから掛かる時間と費用」を確認しておきましょう。良い弁護士は、スケジュールや掛かる費用を丁寧に説明してくれます。
裁判費用の目安を知っておく
ここで「裁判費用の目安」を載せておきます。お金を準備する際の参考として、役立ててください。
裁判にかかる費用
区分 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
① 申し立ての費用 | 離婚を申し立てする際に必要な収入印紙、切手代などを含む金額 | 2万円から ※ ただし、請求内容によって費用は異なる(裁判所に要確認のこと) |
② 弁護士費用 | 弁護士の依頼に必要な費用 | 80万円から ※ 着手金、報酬金、その他交通費などを合わせた金額 |
③ 証拠集めの費用 | 調査会社に証拠集めを依頼する場合に掛かる費用 | 70万円から ※ 調査会社によって価格は大きく異なる |
④ 諸経費 | 離婚裁判で提出する書類の費用、裁判所への交通費なども含む | 3万円から |
⑤ 減収分 | 裁判中、仕事ができない場合の減収分を見込んでおく | 10〜20万円 |
⑥ 別居の費用 | 離婚のため、別居する場合にかかる費用 | 20万円〜25万円 |
弁護士費用は「平均80万円前後」と考えておきましょう。ただし、弁護士の経歴や裁判の結果によって、必要な費用は変わってきます。上記の費用は、あくまでも「目安」として参考にしてみてください。
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弁護士探しは、比較が重要!
いかがだったでしょう? 弁護士選びは、裁判の結果や今後の生活を決定付ける重要なポイントです。弁護士選びで失敗しないよう、必ず複数の法律事務所を比較して、自分に合った弁護士を見つけるようにしてください。
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