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不倫と浮気の違いって?分かりやすく5項目で解説!

不倫と浮気の違いって?分かりやすく5項目で解説!

不倫と浮気というと何となくどちらも同じ意味と理解している人が多いですが、法律的にはいくつかの明確な差があります。

その代表的なのが、相手が夫婦としての婚姻関係を結んでいるかどうかです。

当記事ではそれ以外にもいくつかの不倫と浮気の違いを解説しつつ、浮気と不倫のどちらで慰謝料の請求が可能かも解説していますので参考にして下さい。

不倫と浮気の違いを5つの項目で解説!

結婚しているかいないかの違い

不倫_浮気_違い_法的に解説

冒頭でもちらっと触れましたが、もっともスタンダードな考え方による不倫と浮気の違いは、結婚しているかいないかということです。

結婚している人が異性と肉体関係を持った場合は不倫、交際相手がいても結婚をしていない人が異性と肉体関係を持った場合は浮気と言われるのが一般的です。

例えば独身の人がパートナーの浮気の話しをしているときに、不倫をしていると言う表現をすることはほとんどなく浮気と表現します。

ただし浮気相手が既婚者の場合は浮気の当事者が独身であっても不倫になることがあるので、基本的にはどちらかが既婚者であれば不倫、どちらも独身であれば浮気というのを違いと認識している方が多いようです。

関係性の持続による違い

不倫と浮気は、関係性が持続しているかいないかも違いの1つと言えます。

定期的に会って肉体関係を持つという行動が半年以上続いているのであれば不倫、1回か2回など不定期だったり、その日限りだったりするような関係性であれば浮気と思っている人も少なくないでしょう。

ただし、例え数ヶ月間の不貞行為が続いたとしても、肉体関係を持つ相手が毎回違うと言う場合は不倫ではなく浮気と捉えられることが多いようです。

精神的苦痛の度合いの違い

不倫でも浮気でもパートナーの不貞行為による裏切りは精神的な苦痛を受けるものですが、人によっては苦痛の度合いが違うことがあります。

不倫というのは継続的に異性と肉体関係を持っていると考えられるので、不倫相手の存在と自分の存在が同等、もしくは同等でないとしても愛情があるという見方ができるため、その分精神的苦痛も大きくなります。

一方で浮気はその場限りや体の関係だけを求めているという考え方ができるので、相手に対して愛情がないと捉えれば精神的苦痛も小さくなることがあります。

もちろん不倫と浮気に対しての考え方は人によって異なるので、一概に苦痛の度合いを決めつけることはできませんが、慰謝料請求などで客観的な判断をするときは不倫の方が苦痛が大きいとされるのが一般的です。

二人の時間の過ごし方の違い

関係が持続することが多い不倫の場合だと、二人で過ごす時間は肉体関係だけではなく食事を楽しんだり、知っている人に会わない観光スポットなどでデートをしたりすることもあるようです。

浮気の場合は体だけの関係が多く、少しお酒を飲んでラブホテルに行くというように相手との時間を大事にするのではなく不貞行為のだけのために時間を使うことが多いようです。

夫婦関係への影響の違い

不倫も浮気も不貞行為という点では同じなので、どんなスタイルであっても夫婦関係に影響を与えますが、影響の度合いには違いがあります。

浮気の場合は同じ相手と関係を持続させることは少ないので、例え浮気が発覚しても話し合いなどで夫婦関係を続けられることが多いです。

しかし、不倫の場合だと特定の相手と定期的に関係が続く状態ですし、付き合い方によっては不倫相手の方も関係を終わらせるつもりがないことも多いため、不倫が発覚した場合は当事者だけの話し合いでは解決せず、別居や離婚など夫婦関係を破綻させるほどの影響を与えることがあります。

人によって捉え方は違いますから、浮気は仲直りできて不倫は離婚に至るというわけではありませんが、一般的に不倫は夫婦関係への影響が大きいと言われています。

一般的に不倫や浮気が疑われる行動とは?

携帯電話に出ないことが増えた

今まではどんな時間帯でも携帯電話に出ていたのに、出ないことが増えたというのは不倫や浮気が疑われる行動です。

1回や2回出ないというのであれば問題ありませんが、仕事の休憩中や通勤途中のはずなのにほとんど出なくなった場合、誰かと会っているか、あえて電話に出ないようにすることで出なくても当たり前という習慣を作ろうとしている可能性があります。

特定の時間に出ないのはもちろん、出る回数自体が明らかに減ってきたら不倫や浮気をしている可能性が高くなるので行動に気をつけてみましょう。

携帯電話にロックをかけるようになった

分かりやすい行動ですが、急に携帯電話にロックをかけるようになったら、明らかに見られたくない通話履歴やLINE、メールがあるということです。

通話履歴やSNSの内容だけで浮気とは決めつけられませんが、浮気をしている方からすると少しでも証拠になりそうなものは隠しておきたいと言う意識が働くので、不用意にいじられないようにロックをすることが多いです。

ロックをしていたらすぐに理由を問い詰めたくなるかもしれませんが、ここで相手に疑っていることを悟られてしまうと、決定的な証拠を掴むのが難しくなってしまうので気をつけてください。

常に携帯電話を持ち歩いている

携帯電話をロックはしていなくても、常に携帯電話を持ち歩いているというのはかなり疑わしい行動です。家の中であれば置きっぱなしにしても電話が鳴れば分かるので普通に考えれば持ち歩く必要はありません。

それなのにわざわざ持ち歩いているということは、電話を勝手にいじられるとまずいということが考えられます。

特にロックをしていないのであれば、ロックをかけないことで疑われるのを防ぎつつも、見られると困るものがある可能性が高いのでしょう。

また、電話がかかってきたら外に出て行く、LINEなどの連絡が来てもすぐに開かないというのは持ち歩いている意味がありませんから、浮気の確率がかなり高いと考えていいでしょう。

急に会社関係の付き合いが増えた

会社関係の付き合いというのは、第三者が口を出せない世界です。そのため、不倫や浮気をし始めると会社関係の付き合いが急激に増えることが多いです。

今まで会社の人とは付き合いがなかったのであればもちろん、付き合いがあった人であっても外出する機会が増えたり、今までになかった出張が入るようになったりするのは明らかにおかしいと言えるでしょう。

会社関係と言われてしまえばダメとは言えませんし、出張となれば仕事ですから容認するしかありません。

こういった場合、会社の誰と会うのかや出張の宿泊先はどこなのかを尋ねてみて、「いろいろな部署との集まり」「宿泊先は会社が取るからまだ分からない」など曖昧な返事をする場合は不倫や浮気が疑われます。

1回の浮気でも慰謝料を請求できる?

回数に関係なく浮気は不貞行為となる

不倫_浮気_違い_基準

不倫と浮気の捉え方の違いとして、不貞行為の回数で判断するという方もいるでしょう。

不貞行為が1回であれば浮気という捉え方をする場合、それだけでは慰謝料を請求するのは大げさというイメージがあるかもしれません。

しかし、慰謝料請求は不貞行為の回数で出来る出来ないが決まるわけではなく、不貞行為をしたかしていないかで決まるものですから、例え1回であっても慰謝料を請求することは可能です。

ただし、本当に1回しか不貞行為をしていない場合はその分慰謝料の金額も低くなりますし、離婚裁判を起こすとしても不貞行為を理由には出来ません。

愛情の有無は関係なし

慰謝料を請求した際の浮気をした側の言い訳としてよく使われるのが、愛情がなかったというものです。

確かに浮気相手に愛情がある不貞行為よりは、愛情はまったくなく体の関係だけという方が精神的なダメージも少なくなるかもしれません。もし愛情がないということで相手を許せるのであれば、こちら側の意思として慰謝料請求を取り下げる選択をしてもいいでしょう。

ただし、慰謝料請求をするのであれば、愛情の有無は減額理由や請求却下の理由にはなりません。

浮気の慰謝料は不貞行為によって受ける精神的苦痛に対して請求するものであって、愛情があったかどうかで決まるわけではありません。また愛情があってもなくても不貞行為をしたことに変わりないので、慰謝料請求をすることは可能です。

浮気に対する慰謝料請求のリスク

例え1回だけであっても、愛情がなかったとしても、浮気というのは信頼を裏切る行為ですから慰謝料を請求したくなるのは当然のことです。

ただし、相手に非があることであっても慰謝料請求にはリスクがあります。そのリスクとは、浮気を立証するための証拠を集めておかないと、請求が認められない可能性があることです。

浮気を認めたとしても、慰謝料を請求したら否定するという人は意外に多く、自白以外に証拠がない場合は慰謝料を支払ってもらえません。

つまり慰謝料を支払ってもらうためには、ただ請求をするのではなく浮気の証拠もしっかり集めておく必要があるのです。

ですが、浮気の証拠を自分で集めるのはとても大変ですし、探偵に依頼すると相当な費用がかかるものの、それに見合った慰謝料が支払われるという保証はありません。

慰謝料請求自体は難しいものではありませんが、きちんと支払ってもらうには適切な進め方や準備が必要となるので、最初から弁護士に入ってもらって支払われないリスクを回付するのが正解です。

不倫と浮気で慰謝料の金額相場は変わる?

基本的に不倫と浮気で慰謝料の金額が変わることはありません。

不倫であれ浮気であれ不貞行為には変わりないので、浮気なら低く不倫なら高いということはないのです。

慰謝料の金額というのは不貞行為の内容ではなく、相手の収入や不貞行為によって夫婦関係にどういった影響を与えたかどうか。不倫の期間、精神的苦痛の度合いなどで変わります。

浮気のせいで離婚に至れば、夫婦関係を破綻させたことや守られるはずだった生活を壊したことに対する慰謝料を支払わなければいけないので高額になりますし、不倫でも夫婦関係を修復できるのであれば高額な慰謝料請求は認められません。

いずれにしても慰謝料の金額というのはいろいろな状況や要素が絡み合って決まるものなので、目安となる相場があるとしても実際に請求できる金額や支払ってもらえる金額は各家庭で異なります。

そのため基本的には弁護士のアドバイスのもとで手続きを進めるのがベストです。

不倫でも浮気でも不貞行為が発覚したら弁護士に相談しましょう

不倫と浮気には明確な違いがなく、結論からすると不貞行為をされた人の受け止め方によって不倫か浮気かということが決まります。

ただし、不貞行為をした当人の自覚とされた人の受け止め方が同じとは限らないため、慰謝料請求の時に一方的にこちら側の意見を主張してしまうと、話しがまとまらずトラブルに発展することも少なくありません。

第三者が介入しないままトラブルになってしまうと。相手側に慰謝料を払う意思がない場合は請求をしても放置されてしまう可能性があります。

不倫も浮気も、慰謝料請求には時効があるので、相手が話し合いに応じなければ請求もできなくなるかもしれませんから、不倫か浮気かにこだわるのではなく不貞行為が発覚したら、まずは弁護士に相談してどのように請求を進めていくかを決めましょう。

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