夫や妻が浮気している場合、離婚前に進めておく準備
離婚と不倫の問題|浮気中の男女は『全体の約20%以上』と驚きの結果が!
国内のある企業が「20代から60代男女」に調査を行ったところ、約20%を超える男女が「配偶者やパートナー以外の相手と浮気をしている」ことが判明しました。また、離婚原因の多くは「性格の不一致が原因」と言われていますが、実際には配偶者による不貞行為(=浮気など)が原因だと言われています。
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近頃も、芸能人同士による「不倫」が世間を騒がしてきましたが、男女問わず「浮気をしている人の割合」が多いのは明らかです。もしも配偶者が「浮気をしているのでは…」と感じたら、取るべき行動や準備があります。
『浮気が原因で離婚をする場合』については、別の記事で詳しく説明しています。ここでは、離婚前に進めておきたい「前準備」について解説しましょう。
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離婚すべき?相手が浮気をしているかチェックする方法
疑ってはみたものの「本当に浮気をしているのか確信できない…」という方は、以下の項目をチェックしてみてください。該当する項目が多いと(相手が)不倫をしている可能性が高くなります。
配偶者が浮気(不倫)をしているかどうかチェックしてみよう!
- いつも帰りが遅い
- 以前と違って、休日出勤の回数が増えた
- 仕事で帰れない回数が多くなった
- 出張の回数が以前にも増して増えている
- いつもスマホや携帯電話を気にしている
- 夫婦間の会話がめっきり少なくなった
- 自宅以外の場所で、誰かと頻繁に連絡を取っている形跡が見られる
- クリスマスやイベント時にも「仕事」を理由に留守が多い
- 身に覚えの無い、新たな洋服や装飾品が増えている
- 洋服の好みやヘアスタイル等が変わった
- 自分に感心を示してくれない、いつも上の空
いかがでしょうか? もちろん、これだけで判断を下したり、材料もなく相手を問い詰めるのは難しいでしょう。そこで「離婚をしたい場合」だけでなく「関係を修復したい場合」も含めて、相手の浮気(不倫)の証拠を集めておきましょう。
離婚に向けて、浮気の証拠集めを行う
相手に愛情を感じている間は「浮気の証拠集め」をするのは酷なことかもしれません。しかし、離婚を考え始めているのなら「自分に有利な状況」となるよう、勇気を振り絞って証拠集めを始めておいてください。また、相手とやり直したい方にとっても、証拠集めが「関係修復」に役立つ可能性もあります。
浮気や不倫の証拠となるもの
パートナーの浮気(不倫)を証明するには、以下のような物を集めてください。
浮気(不倫)を証明となるもの
証拠となる物 | 詳細 |
---|---|
不貞行為の立証となる写真 | ただ二人が一緒にいるだけの写真では「浮気の証拠」とは立証し辛いため、パートナーと浮気相手が、宿泊施設に入る瞬間を捉えた写真があれば証拠として固い。 |
不定の事実を録音したデータ(音声・画像) | 夫婦が話合いの際、不定の事実を認めた場合録音をしておくと、浮気の証拠として役立つ(盗聴などはNG)。 |
二人のやり取りが分かる、電子メール | メールだけで浮気を立証するのは難しいが、旅行の約束や不定事実の裏付けとなる証拠が掴めることも多い。 |
第三者(友人・知人)の証言 | 浮気相手と配偶者が一緒にいる様子を目撃した知人や友人の証言。 |
不貞行為を認めるメモ・日記 | 二人の不貞行為を証拠付けるメモや日記。 |
浮気相手と宿泊した際の領収書など | 浮気相手と宿泊した際の領収書やレシートがあれば、 証拠として役立つ。 |
探偵会社からの報告書 | 浮気調査を依頼した場合の報告書は、不貞行為の有力な証拠として活用できる。 |
また、宿泊施設で出入りする証拠を1回だけ撮影したとしても「一度きりの関係」では、浮気の立証が難しくなります。このため、日を変えて複数の写真が証拠として押さえられれば「継続した浮気(不倫)関係にある」と判断され、浮気の証拠として成立します。
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浮気の証拠で、補助的に役立つもの
上記以外にも、以下のような証拠があれば「補助的に役立つ」ので集めておくと良いでしょう。
証拠の補助となる物 |
---|
浮気相手との交流を示したSNSの記録 |
浮気相手との通話記録 |
相手のために購入したとされる品物のレシートや領収書 |
外出先で撮影したと思われる二人(浮気相手との)写真 |
相手女性の持ち物(忘れ物) |
ただし、補助的な証拠だけでは「浮気を立証」するのは不可能です。必ず、複数の証拠を集めて「決定的事実」を押さえるようにしましょう。
離婚に関わる調査は、弁護士に相談してみよう
ここまで、浮気の証拠として役立つ物や証拠の集め方について説明しました。ただし、素人である私たちが(疑わしいと思われる)二人を尾行したり、浮気の現場を複数回撮影するのは不可能なことです…。また、尾行をしていることや「証拠集め」がバレてしまった場合、配偶者だけでなく、浮気相手とトラブルになるなど大きな危険も伴います。
このため浮気で悩んでおられる方は、できるだけ早い段階で「浮気や離婚問題」に強い弁護士を探し、相談をしてみてください。弁護士であれば、冷静に「どのような行動をすべいか」有益な意見を与えてくれます。
弁護士なら、安全かつ優良な探偵会社を知っている
探偵会社は探偵の総合ポータルサイトなどで検索する方法がおすすめです。浮気が確定的であれば、先に信頼できる弁護士を探してから「調査を依頼すべきかどうか」相談してみましょう。
場合によっては、浮気調査無しでも「調停や訴訟を有利に進められる」ケースがあります。このため自己流で動くのではなく、はじめに弁護士へ相談をしてから(浮気調査について)考える方が良いでしょう。
離婚専門の弁護士であれば、どの探偵会社が信頼できるのか、業界のことを良く知っています。また「予算に合った方法」で、浮気の証拠集めをアドバイスしてくれるので、無駄なく不貞行為の証拠を集められます。
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